2016年02月28日

WWⅡドイツ軍の国防軍とSSの違い(ざっくりと説明)

UC00です。
誰に質問されたか覚えてないのですが、最近
「お二人は同じドイツ軍で、何が違うのですか?」と質問されました。
私はSS、中尉は国防軍と答えたところ、それは何が違うのですか?と更に質問が∩( ´Α`)
確かに、初めて見る人には分かりにくいです。
が、別の組織では有ることには間違い無いのですが。
そこで、初心者向け(久々に使ったな、このフレーズ)、SSと国防軍の違いをざっくりと、ポイントを絞って説明してみたいと思います。
(ただし、私の知ってる知識の範囲内です)
まず、中尉やってる国防軍ですが、早い話ドイツ陸軍です。
一方、私のやってるSSは武装親衛隊は、早い話ナチス党(というかヒトラー)の私兵集団というところです。
このSSですが、よく陸軍、海軍、空軍に次ぐ第四の軍隊と言われるほどの規模になりますが(ちなみにWWⅡのころ、空軍が組織化されてたのはドイツとイギリスくらいで、日本、アメリカは陸軍の一部でした)、終戦のころともなると、ドイツ人以外の人(例えば、ベルギーとかフランスの人、あげくはロシア人までも)のSSの部隊が出来たりと、かなり雑多な集団となります。
一応、陸軍にかなり近い所もあり、戦車だって持ってます。
ヒトラーとしては、正直貴族的なところが残る陸軍を信頼仕切ってなかった節があるようで、自分の都合で動いてくれる私設軍隊を組織化したような様子が伺えるようです。
(細かい成り立ちや、詳しい解説は、他のブログや、各種資料を参考にしてください)
さて、国防軍とSSの装備品の違いです。
ざっくりといきます。
…ところで、時々サバゲをしていて、全身黒づくめのSSスタイルでサバゲをしている方がいらっしゃいます。
確かにカッコいいですし、間違いではないですが…
実際SSができた頃は、陸軍と違いをつけるため、エリート意識を持たせるため黒い野戦服を身に付けてたようですが、野戦には目立つということで、陸軍と同じフィールドグレーの野戦服にシフトします。
ただし、内勤の人、又は礼式の際は黒い制服を着用し続けていたようです。ですから野戦部隊と言う設定ならば、フィールドグレーの野戦服の方が良いかとおもいます。
さて、実際に私が使っている物ですが、
WWⅡドイツ軍の国防軍とSSの違い(ざっくりと説明)
(HBT生地なのは御愛嬌を。ウールではとてもじゃないけどやってられませんので)
SSと分かるツールとしては、襟章、とくにルーン文字の「SS」が刺繍されてる襟章が目立ちます。
また、左腕に鷲型国家徽章が縫い付けられてあるのが特徴です。
更に、左腕の袖側に黒い袖章が縫い付けられていて、師団や所属先が記名されてます。(ちなみに、私のはダズ ライヒと記名されてます)
一方、中尉の国防軍ですが、
WWⅡドイツ軍の国防軍とSSの違い(ざっくりと説明)
(同じくHBTなんですが)まず違いとして、襟章は全くSSと違います。
鷲型国家徽章は右胸に縫い付けます。
細かいですが、実はこの鷲型国家徽章も国防軍とSSでは微妙にデザインが違います。(まあ、空軍、海軍もデザインが違いますけど)
袖章が縫い付けられていていますが、国防軍がこれを縫い付けるのはかなり希なパターンで、基本的には袖章はつけていません。
また、実際にはジャケットのフロントのボタンの数も国防軍は6個、SSは5個との違いがありますが、我々の着ている物の関係で、ボタンの数はどちらも6個となってしまってます(私の方が間違い)
略帽子も、SSは
WWⅡドイツ軍の国防軍とSSの違い(ざっくりと説明)
こう。
国防軍は
WWⅡドイツ軍の国防軍とSSの違い(ざっくりと説明)
こうなってます。
一番考え方に差が出たのは、迷彩スモッグ。
ドイツ軍はかなり早い段階から迷彩服の効果性について理解していました。
しかし、それを実際に着用して使いだしたのはSSの方が先と言われてます。
SSは、伝統的、貴族的なとらわれ方を嫌っていた面もあり、早い段階から迷彩スモッグを使用し初めてますが、一方の陸軍は伝統的な捉え方から、迷彩柄の服を積極的には採用したくなかったようです。
結果的に迷彩効果を目の当たりにして採用しますが、SSは迷彩パターンがやたらと多いのに、国防軍はかなり少ないです。
ちなみに、私は
WWⅡドイツ軍の国防軍とSSの違い(ざっくりと説明)
これオークリーフパターンと呼ばれる物を着用してますが、これはリバーシブルタイプです。(ヘルメットカバーも同様です)
一方中尉は
WWⅡドイツ軍の国防軍とSSの違い(ざっくりと説明)
スプリッターと呼ばれるタイプを使用。こちらはリバーシブルではありません。ヘルメットカバーも同様のタイプです。
ところで、それ以外の装備品はといいますと、
WWⅡドイツ軍の国防軍とSSの違い(ざっくりと説明)
とくにこういった装備品は、国防軍、SSで違うものはありません。
せいぜいポンチョの柄が違うくらいです。
また、使用する武器ですが、
とくに国防軍、SSで専用の武器があるということもありません。

以上、ざっくりと説明しました。
説明不足な分や誤りが有るかも知れませんけど、国防軍とSSとの違いがある程度分かっていただければ幸いです。
最近は定例会でこういったヒストリカル装備の方はあまり見かけなくなりました。
我々を含め、このような装備の参加者がいらっしゃいましたら、どのような装備なのか観察してみると、現在装備とは違った楽しさが有ると思います。
今日はここまで!




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Posted by 悠一  at 22:27 │Comments(0)装備

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