深く静かに忍び寄れ（やみうち）

UC00です。
この間、中野ブロードウェイのウォーリアーズさんに買い物に行ったのですが、ショーケースの中に意外な物が陳列されていて、びっくりしました。
それがこれ！

GSIクレオスのMr,ウェザリングカラー。
プラモデル作ってる人ならば、最近メジャーとなってきて、海外のプロのモデラーも使っているという、ウェザリング専用の塗料です。

おそらく、こういったナイトビジョン等の小物の汚し塗料用にとウォーリアーズさんでも売り出したのでしょう。
カラーバリエーションですが
マルチブラック
グランドブラウン
スティンブラウン
サンディウォッシュ
マルチホワイト
マルチグレー
グレイッシュブラウン
ラストオレンジ
の8色です。
それに、専用の薄め液があります。
ウォーリアーズさんでは全色は売っていません。全色必要ならば、プラモデル屋さんに行ってください。
お値段は、一瓶380円前後ですが、薄め液の値段忘れました(；・ω・)

私も最近プラモデル製作で、この塗料を使い始めました。
個人的感想ですが、普通のラッカー塗料に比べ、筆塗りでの延びがよく、カラーもウェザリング用に調合されていて、使いやすくなってます。
また、混ぜて色の調合も出来ますから、自分にあったウェザリングカラーも作れたりして、かなり優れものです。
サバゲに係わる装備品で、白とかオレンジは使いどころは無いかもしれませんが、他のカラーは砂汚れ、泥汚れ、オイル汚れを再現するのに向いてます。
ちなみに、白は冬季迷彩、いわゆる、石灰等を上から塗りつけた感じを出すのに向いてますし、オレンジは錆びを再現するのに向いてます。
アーマーモデリングというAFVの雑誌に使い方を解説していますので、参考にしてみてください。
この塗料の問題点として

口がやたらと狭いくせに、四角い瓶なのて撹拌がすごくやりにくいです。
特に普通のラッカー塗料以上に、底の方に塗料が沈殿しております。
プロのモデラーの中には、わざわざ大口の瓶に詰め替えている人もいるようです。

塗料はこんな感じ。
ちなみに、プラモデルでの使用の際は、撹拌の調節や、わざと瓶底の濃い塗料を取り出して使う事もあります。
ウェザリングの目的によって、塗料の濃淡等を出すためです。
ところで、ウェザリング塗料をベタ塗りしても、ただ汚くなったというだけで、かっこよいウェザリングにはなりません。
余計な塗料は落とさなきゃいけませんが、そこで

専用の薄め液が出番です。
ウェザリング塗料を塗って、半乾きの頃に、綿棒や筆を使って薄め液で塗料を落とす（またはブレンディング）すると、雰囲気の有るウェザリングになります。
後は上から、つや消しのコーティング剤を吹き付けておいた方が塗膜が保たれるようです。
参考までに、現在リペアしている、M4A3シャーマンに、このウェザリング塗料を使ってみたのですが

微妙な錆色の雨垂れや

奥まった所に堆積した埃、泥汚れを再現してみてます。
まだまだ私も完璧に使いこなせている訳ではないから、これからあれこれと試してマスターしていきたいです。
もし、お持ちのサバゲ用小物で、ちょうど良いウェザリング塗料をお探しでしたら、是非ともお勧めできる一品だと思います。
今日はここまで！