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Posted by ミリタリーブログ  at 

2020年06月19日

モトローラMX300Rと加水分解の話

UC00です。
前回TKの所持するABAのベストを紹介している中で


モトローラのラジオがちょろっと出ていたので、本人から画像を送ってもらいました。


このMX300Rは、1980年代から90年にかけての装備で代表される無線機であります。
時期的にパナマとか湾岸戦争とかソマリア辺りでの使用といったところでしょうか?
何せ物が古いだけに、なかなか実際の使用例となる画像が見つけられませんでした・・・

色々周波数の違いとかあるらしいですが、このモデルはミリタリー用で、防水のためゴムで覆われているそうです。
TKの物は実は中身が


トランシーバーが入るようになった、特小無線対応型。
PRC148やPRC152を特小無線加工していることは多いですが、このMX300Rを特小無線加工している人はどのくらいいるのでしょうか?
そもそも、PRC148は中身が空っぽで、外側のみの「どんがら」があっても、MX300Rのどんがらは存在するのでしょうか?


裏面はこんな感じだそうです


諸々のつまみ部分
正直実物が出ていても、年代物ですから使えないのは当然ですし、仮に使えたとしても無線の免許がない人が電波飛ばしたら違法でしょうね・・・
で、先ほども言った通り30年位昔の代物で、しかもゴムで覆われているってことですから、当然加水分解は避けられません。
TKにきいたところ、入手した当時はすでに加水分解していてボロボロだったそうです。
プラバンなどで修繕したそうですが、よくやりますね・・・
うちも古い年代のGショックが実家にあったのですが、やはり加水分解でベルトなどはボロボロで廃棄処分となりました。
年代的に90年代ころの物だったので、今となれば貴重なのかもしれませんが、母親がGショック大っ嫌い(でかい、ごつい、ダサいといってました・・・)だったので状態もかなりずさんでした・・・
ちなみに、現在私はルミノックスとトレーサーの腕時計使ってますが、やはり母親はごつい、でかい、ダサいといって嫌っています・・・(でもロレックスも嫌いらしい・・・)
話がそれましたが、MX300Rは実際のバッテリーも残っているそうですが、画像を見たところ




当然ながら外側はボロボロ、バッテリー自体ももはや使い物はなりません。
こればっかしは仕方ないのかな・・・

サバゲ、特に装備に関していえば、なんでも劣化はしてくるものですが、加水分解は結構厄介なものです。
加水分解の発生理由はウィキペディアなんかで調べてもらえばなんですが、加水分解が一番多いのはやはり靴で使用。
今回の無線機のように、正直サバゲでは「飾り」となるような代物でも、靴は安全の問題が出てきますから、加水分解した靴を修繕というのはなかなかうまくいかないでしょう。
しかし、古い年代の装備をやるとなると、靴は問題になってきますし、マストアイテムになるもので、レプリカが存在せず実物しかないとしても、劣化、加水分解の破損は問題になります・・・
靴もそうですが、こういった昔の装備品の実物は劣化からの損傷は免れませんので、是非ともレプリカを作ってくれるようなところが現れればよいなと思います。


といったところで、今回はここまで

  


Posted by 悠一  at 22:12Comments(0)装備

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ブログを立ち上げたのは悠一ですが、代理でUC00が投稿しております。
暫くブログ休んでいましたが、またちょいちょいとサバゲと装備品で投稿をしておりますので、よろしくお願いします。
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